CHAO XING MOWANG SPIN COBRA


中国のパチ四駆といえば、AULDEYが有名ですが現在では別商品をメインにしてるようで現在は大きな動きは見られなくなりまして、他にも数多のメーカーが出ては消えてを繰り返しました。
とはいえ現在でもパチ四駆を製造してるメーカーは少なからずあるようで、日本では入手困難ながら海外(特に中国)では容易に購入出来るようです。
その中でも、他社とは差別化を図るためなのかパッケージを縦型にするメーカーもありまして
今回紹介するCHAO XING MOWANG(超星模王)のキットになります。

と言っても、このメーカーも全てのキットが縦型パッケージというわけではなく通常通りの横型パッケージもあるようですが
中身は他のパチ四駆と同じ正規品のデッドコピー品です。

こちらもちょっとした景品として、えのもとサーキット様から頂きました。感謝感謝です。
今回頂いたのは赤成形色のスピンコブラ以外にも、緑成形のVマグナムも頂きまして。
製品名はサイクロンマグナム2号

見たこと無い名前ですが…
パッケージ横には他に販売しているラインナップが。
見てみるとちゃんとVマグナムも出ているにも関わらず、何故か緑成形のVマグナムも出ているので
何故かと反対側を見てみると…

アニメオリジナルで登場していたセイバーゴッドファーザー(星馬兄弟の父が密かに作っていたマシン)や
セイバー600もラインナップにある辺り、もしかして緑成形のVマグナムもアニメで登場してるのでしょうか?
今一度アニメの方を見直す必要がありそうです。

箱裏には正規品と同じような注意事項

絵は似てるようで真似して描いた感ある絵柄。

パッケージ側面、本来は箱を積んだ際に見える部分に使用電池の注意書きと

 

製造メーカーと住所が。

この面に注意書きを入れる辺り、お店に縦置きで飾る前提のパッケージなんでしょうか。

開封

以前のような梱包材をケチってる感じは無く。
興味深いのは、ボディとギヤカバーが入ったビニール袋は何故か繰り返し使えるテープ付き。
シャーシはパット見緑が強めのスーパーFMシャーシ。
ただ、何故かシャーシ裏面は異様に光沢がかっていてテッカテカ。
ホイールは表側を見る限り正規品(左側の緑ホイール)と比較しても全く同じ。
ただし裏側を見ると正規品には無いリブ?が3箇所追加されてました。補強目的でしょうか?
タイヤはほぼ同じサイズですが、僅かに一回り小さい。
正規品から形を取った分縮んでるのでしょうか?
ギヤカバー、通称Aパーツもテッカテカ
ただ、裏面はどうにも成形が甘い印象。
ボディは赤成形色のスピンコブラ。
初めからFMシャーシ用のモーター部分の加工と、コクピット部分は軽量化済みでした。
ギヤ袋はパチ四駆あるあるの、全部入れにテキトーホチキス
ステッカーは赤ベースに黒稲妻カラー
SFMシャーシはということでブロッケンGイメージでしょうか。
説明書は他と同じく正規品の丸々コピーかと思いきや
まさかの実写を使った物でした。
そんな感じで組み立て
フロント
正規品ではスピンコブラはS2シャーシで発売されましたが
SFMシャーシでも似合うなあという印象。
リヤ
サイド
ホイールアーチが妙に広い印象
フロントは元々のキットがステアリングを切る前提なので分かるのですが
フロントはこんなに広かったっけ…?大径タイヤ仕様なんでしょうか。
初めからボディが軽量化されている手軽さは良いのですが
パッケージ絵にはあったコクピット部のメッシュは付属しておらず。その辺は自分で用意しろってことでしょうか。
シャーシは正規品のSFMシャーシと同じなので
一見すると簡単に組めると思ったのですが…やはりデッドコピー品なので一手間ありまして。
その辺は後述
金具は玩具として販売する意味もあってか銀メッキ
プロペラシャフトも通常品と違い金色シャフト
写真では分かりづらいのですが、このシャーシ、かなり緑色が強いです。
恐らく正規品の深緑シャーシよりも緑色なんじゃないかと。
ギヤは全て緑色
クラウンギヤが正規品と違いヘリカルっぽいのか、駆動系はかなりスムーズ
ホイールも比較的柔らかめで、シャフトもいい感じの深さまで押し込める辺りはよく出来てます。
ただし欠点も無いわけではなく。
スイッチ周り。ギヤカバーの成形が甘いせいか、ある程度バリ取りしないと取り付けられない上に
カバーを外すとすぐにユルユルで金具が取れてしまう不具合も。
という訳で正規品のSFMシャーシと比較
シャーシ裏は正規品は艶消しですが、パチ四駆はツヤツヤのテッカテカ
とは言えシャーシに関して言えば正規品と遜色ない出来ではないかと思います。
フロントローラーもブレは無く
リヤステーもツヤツヤな以外は正規品と同じクオリティでした
で、同梱されたモーターの速度をスマホアプリ「Mini-Z RPM測ってみる?」で計測してみると
スプリントダッシュモーター並みの回転数。これをノーマルマシンに積んだら速すぎて飛ぶだろコレ…

流石にこのモーターを使っての走行は躊躇われるので、正規品と同じノーマルモーターで比較したノーマルマシンと並走させたところ何故か正規品よりも速かった不思議。
確かに、比較に使用したSFMシャーシは過去にFM-Aシャーシと比較する為に制作したキットとはいえ
あのシャーシ精度で速いのが謎です。
モーターや電池を交換しても同じ結果だった辺り、ギヤ比の違いなのだろうか?

 ちなみにこのメーカーのパチ四駆。2020年に中国で放送されたドラマ版ヒカルの碁(原題「棋魂」)にも登場しています。
 時代が1997年を舞台としていることもあって、当初主人公はサイクロンマグナム欲しさに模型店で飾られている箱を食い入るように眺めるシーンがあるのですが
 その際にサイクロンマグナムの箱の両サイドにこのメーカーのパチ四駆とAULDEYのパチ四駆もチラッと登場。
 正規品であることを話してる辺り、向こうでもタミヤ製とそれ以外では区別が付けられていたものと推測されます(その後、キット欲しさに祖父の物置に入り込み、売れそうな骨董品を探していたところ碁盤を見つけ、以降は原作と同じような展開になります)
 さらに主人公が学校内で休み時間に同級生の子(レイスティンガーを自慢してる)と話してる際に持っているマシンも、このメーカーが出していたパチ四駆のプロトセイバーEVOだったりします。

BACK