電気の流れを良くする、ゴールドターミナル。
今まではタミヤの言われるがまま、あたりまえのように使っていたこのパーツですが、どうもサイトや知り合いのマシンを見てみると、速いマシンなのにノーマルターミナルを使っているマシンを良く見かけます。そこで、自分も検証してみました。
写真上段左から、ゴールドターミナル（パーツケースに入っていた古いもの）
右、ゴールドターミナル（マシンに付けている現役モノ）
下段左、ノーマルターミナル（ジャンクボックスに入っていた古いもの・酸化している）
右、ノーマルターミナル（新品）
最後に、ゴールドターミナル（新品）
ノーマル（新）…28㎞/h
ゴールド（左）…29㎞/h
ゴールド（右）…29㎞/h
ゴールド（新）…28㎞/h
まずは、そのまま（新品は接点グリスを塗る）でスピードチェッカーで計測。（左が計測結果）
（マシンはスピンアックスＹＲＧ。モーターはアトミック）
何故かメッキの剥がれたゴールドターミナルが速い結果に。
疑問に思い接点グリスを見ると…
ラベルに『田宮模型 静岡市小鹿６２８』と書かれてました…
（現在は『㈱タミヤ 静岡市恩田原３－７』と書かれているハズ）
友人から6年程前に貰ったものだったのを忘れていました…そりゃ遅くもなる罠orz
ノーマル（新）…28㎞/h
ゴールド（左）…28㎞/h
ゴールド（右）…28㎞/h
ゴールド（新）…28㎞/h
次に、コンパウンドでよく磨いてから計測した結果がこちら。
…スピード変わってません；
ノーマル（新）…13秒03
ゴールド（左）…13秒25
ゴールド（右）…13秒15
ゴールド（新）…13秒09
これでは違いが分からん！という事で、スピードチェッカーのタイムアタック機能を使い、100mのタイムを計測。
ゴールドターミナル最強説、崩壊しました。
何度か試したものの、ゴールドターミナルは13秒09が限界。とはいえ、ノーマルも酸化すると性能は落ちるので、こまめに磨いてやる必要がありそうです。
ちなみに、ターミナルの材質を混ぜて試してみたところ、
スイッチ側をゴールド、モーター側をノーマルにすると13秒31、その逆は13秒56となりました。材質の違うターミナルを使うのは良くないようです。
シャーシによっては、前後のターミナルの素材が違うので、その場合は素材を統一させる意味でゴールドターミナルを使う必要がありそうです。