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ミニ四駆ジャパンカップ2015東京大会1in品川シーサイドフォレストレポ

 昨年は殆ど参加出来ない上に、不完全燃焼に終わったジャパンカップ。
 今年こそはと、6月の開幕戦に参加してきました。

今年は開幕戦の時点で、えのもとにて前日練習を行い当日に備える。
難所はやはりプラウドマウンテンのようで、ハイパーダッシュ以上のモーターは現状使え無さそうな気配。コース名がハイパーダッシュサーキットだというのに。

当日は4時に起床し、6時前には出発する予定だったのですが。
目が覚めたのは朝6時。開幕早々寝坊した;

慌てて準備して、髭そってたらカミソリで唇切って流血騒ぎになりつつ出発。
久しぶりにりんかい線を使って8時過ぎに品川シーサイド駅に到着。
会場には既にピットがあちこちに。

いつものジュネーブ広場で受付は始まっていて、普段のレースであれば
8時も過ぎれば受付の列は無くなっているのですが…

自分が行った時には、最後尾はこの位置に。
ピーク時には、1階の会場回りを1周する長さにまで広がっていたとのこと。

この列の長さを見て、 改めてジャパンカップのネームバリューを実感。
20分ほど並んで、受付完了。
今回の番号は、2637番でした。

自分が来た時には長い列が出来ていた参加受付も、8時半になると収束。
だいたい3000人ほどが、この時点で受付したでしょうか。

次回以降で並ぶのが嫌という方は、8時半を目安に来場することをオススメします。

当日は天気予報で終始雨の予報だったので、一昨年と同じく屋根のある場所にコースを移動して行うものと思っていたのですが。
いざ行ってみると、天候関係無しに普段通り広場に3面設置していました。
確かに去年の開幕戦も、広場で設置して途中から雨のレースとなったらしいのですが
果たして雨になった時に、問題なくレースが出来るのだろうかと不安になる。

この時点では、まだポツポツ降るか降らないかの状態でしたが。

今年のコース『ハイパーダッシュサーキット2015』
前回のスプリングGPと同じく、奥にA,Bコース。手前にジュニア・ファミリークラス用のCコース。

一番状態が良いのはAコースで、今まで2面分しか無かった通常スロープも新品が登場。
隣のBコースは、後に物議を醸すコースになったのでした。

受付を済ませた8時半になる頃には、雨がいよいよ降り始め
オープニングセレモニーが始まる頃には、多くの選手が傘を差す状態に。

今年も、昨年度チャンピオンであるヨッシー選手による開幕宣言で
ジャパンカップ開幕となりました。

大会スタッフの中に混じって、恐らくテレビ東京の特番用の撮影でしょうか。
カメラを布で傘代わりにして撮影している姿も。

試走式は、ジュニア・オープン両チャンピオンと、超速ガイドで掲載されたマシンをそのまま持ち込んだというガッツに加え
当日サプライズという形で、ファミリー・オープンクラスの2選手が参加することに。

毎年完走率が低いことでお馴染みの試走式でしたが、今年はスタート早々にガッツがあわやコースアウトする寸前で持ち直し、以降は3周目辺りで2選手がプラウドの餌食になった以外は無事完走。

ガッツはジュニアチャンピオンに追いつかれての完走となりましたが。
(ガッツのマシンは確かハイパーダッシュ3のハズなのに、あの速度。ネオチャンプの方充電してるのだろうか…?)

なお、自分は見ていた場所が試走式のコースから離れていたこともあって、レースは全く観戦出来ずじまいでした;(試走式はようつべから確認)

オープニングセレモニーが終わってからは、昼過ぎまでプロントにて休憩。
タブPCにて、家でやりそびれた艦これのデイリー任務をこなしつつ
夏コミの原稿の構想を練りつつ時間を潰す。

 なお、今年の開幕戦の参加者は、去年の記録をさらに上回る3890名。
 もはや品川の会場でも参加者が収まりきれるか怪しくなっているレベル。 っていうか、雨レースが確定している大会で参加しない選手が多いハズなのにも関わらず、この参加者数。
 今後の東京大会は元より、他の地方の大会もヤバイ人数になりそうな悪寒しかしない…;

昼も過ぎて、午前中の受付番号である1200番台の選手が思った以上に進行が早かった為か
12時半には休憩時間
となったので、その間に各所の観察。

販売コーナーは、先行販売と通常販売に分かれていたにも関わらず、12時過ぎてもこの行列。

原因はやはり、レジの少なさでした。
先行販売品は、開幕の時点で一人一限だったにも関わらず レジは3つしかなく(通常販売は2つ)
例によって値段の手打ちによるレジなので、相変わらずの牛歩状態。
中には4時間近く待たされた選手もいたとか。

気を取り直してコース観察。

今回最初の、そして最大の難所である「プラウドマウンテン」
アイガースロープの上りと下りを繋げただけのセクションなんですが…

直前で2枚のストレートがあり、そこで加速した状態でのジャンプとなるうえに
45度バンク前の着地点は、わずか60㎝のハーフストレート1枚のみ。
設計当初はストレート無しで計画されていたらしいのですが、ノーマルマシンすら攻略出来なかった為
ストレートが追加されたとのこと。

そこをクリアすると、心臓破りの45度バンク。
プラウドマウンテンを意識すぎてブレーキをガッツリ付けているマシンが、ここで登れずリタイアする姿も。

バンクをクリアすると通常スロープを使った立体交差。
ここもスロープ着地点が60㎝のハーフストレートが使用され、プラウドをクリア出来たマシンが
スロープの着地で吹っ飛ぶ姿も。

スロープ下りは着地点のストレートがゼロでしたが、 2つのコーナーで減速する為か
上りのスロープほどはコースアウト率は高く無く、やはり問題は上りだったように思います。

コーナーを抜けると、市販のウォッシュボードを複数組み合わせた「シューティングウォッシュボード」が。
今までは着地点が短かかった際には難所となっていましたが、今回はストレート1枚分の余裕があり
それほど脅威では無かったように思います。たまに速度を出しすぎたマシンがバランスを崩す程度。 
なお、今までの気まぐれウォッシュボードと違い、ウォッシュボードの組み合わせは今後も変化しない模様。

レーンチェンジャーは、今回初登場の新セクション「メビウスチェンジャー」

発表当初から話題になっていましたが、実物もアクリルを使用した見た目的にもインパクトが強いセクション。
とはいえ、フジヤマチェンジャーのような鬼畜さは全く無く、曲がりくねったコースを走ってタイムロスする為の物なので、先頭を走っているマシンがメビウスを走っているうちに後続が追いつき順位が入れ替わるといったレースの演出に、一役買っていた印象でした。

なお、色は3面共に違う色となっていて
Aコースは水色Bコースはピンク
そしてCコースはイエロー で、色によって難易度が変わっている訳では無かった模様。

メビウスを超えると、デジタルカーブに30度バンクが加わった「デジタルバンクコーナー30」
普段のデジタルカーブ以上に減速するセクションとなっていましたが、序盤のプラウドやスロープを超えたマシンにとっては脅威にはならなかった印象。

ゴール前の最後のセクションが、2つ目の新セクション「モヒカンストレート」
98年のジャパンカップで使われたスタックストレートとは逆に、ストレートにモヒカン状の出っ張りが追加され、中心部にブレーキを付けているマシンが減速するセクションに。

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          ',||i }i | ;,〃,,     _) 汚物は消毒だ~っ!!
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コンデレは例によって、多くのマシンが展示されたようですが
終始人だかりで、全く見ることは出来ませんでしたとさ。

まあ今では、Twitterで丁寧に紹介されているので、そちらで見れるから良いんですけどねー。

 昼は今回も近所の松屋で済ませたのですが、食券機が新しくなった為に勝手が分からず、千円札を入れて牛めしのボタンを1度押しても食券が出てこなかったので
 もう一度押したら2枚の食券が出てくるクソ仕様。
 仕方なく1枚を昼飯に使って、もう1枚を夕飯に使う事に。

 

 午後の1次予選が始まり、今回もマックスコーヒーで糖分を補給。
 ピットは今回、ツチヤさん率いるチーム「ゲットーブラスター」の方々の場所に置かせて頂くことに。

・オープン部門一次予選(Cコース・2レーン)
 午後になると、すっかり天気は雨一色となってしまいレインレース不可避の状態となり、念のために用意していたスポンジタイヤを使おうか迷っていたものの
 いざマシンに付けてみると、リヤローラーに干渉している為に断念。
速度域はアトミックで完走狙いの方が大丈夫だろうと判断。
 ブレーキは、そもそも雨のレースだとレストンのブレーキでも使わない限り効果が無いので 、前後共にFRPのノンブレーキでアタック。

 すると、久しぶりにドクターによる車検を受けたところ、ヒクオで使ってるマスダンの位置が前後のローラー軸から若干オーバーしている事に、制作して1年経ってようやく知る。
 次からは直してねとのことで、そのままレースへ。
  速度はやはり雨ということもあって滑りながらの走行ながら、プラウドも無事クリアしてトップに立つ。
 しかし3周目辺りから、先にメビウスをクリアした後続のマシンが追いついてきたものの、相手がスロープ着地で吹っ飛んでからは独走となり、無事完走。

 

縁起良く、開幕戦での1次予選突破。2次予選の番号は489番 でした。
(ちなみに自分よりほんの少し前に走って突破していたツチヤさんの番号が200番台。
Bコースでの獲得だったので、恐らくコースによって番号が飛び飛びだったものと推測)

・オープン部門二次予選(Aコース・1レーン)
ヒクオマスダンの配置を修正しようにも、今回の大会から「カーボン・FRPの切削加工は大会会場で禁止」となってしまった為、小一時間悩んでカーボンを繋いでいるビスに挟むワッシャーを半分にカットし、ビスの取り付け角度を強引に変えて配置を調整する荒業に出る。
モーターは1次予選と同じにして、電池をファミマの富士通アルカリ電池を使用してアタック。

1次よりも速度が出るかと思いきや、雨脚が強くなったこともあってか速度は思ったよりも出ず。
早々にメビウスを超えたマシンを追いかける形で2位を走るのがやっと。そんな相手の自爆を期待していた4周目。
プラウドの着地で前のめりになってしまい、転倒する我がマシン…orz

先頭を走っていたマシンは自分が飛んで間もなくコースアウトし、後続のマシン2台の接戦となったのでした。

ツチヤさんは速度はあったものの、2次予選でスロープで吹っ飛び敗退。
他、えのもと勢の成績は各々のTwitterなどで確認して頂くとして
イケシンさんが開幕戦にしてチャンピオンズを3位入賞でした。
おめでとうございます!

←今回の抽選会。
やはり富士通も協賛している為か、賞品に富士通製品も。

雨は17時を過ぎた頃にはすっかり上がっていて
雲間から陽が当たる姿も。

自分のレースが終わってからじゃ遅いんじゃあ~!

販売コーナーは、今回から一回一限が徹底され、数も参加者に合わせて相当数が持ち込まれていた為か、17時を過ぎてもカーボンプレートは残っていた模様(ステッカーは早々に完売されましたが)
おかげ様で、自分も余裕を持って買い物が出来ました。

←展示されていた限定販売のメッキボディキットと
先行販売のアバンテMk.ⅢJ-CUP仕様。

オープンの準決勝辺りになって雨が止んできた為か、それ以降のレースは終始ドライコンディションに。
そのせいか、予選のウェットコンディションに合わせていたマシンは予想以上に速度が出ていたようで、
さらに、準決勝から使われていたBコースで、プラウドの位置がマーシャルによる幾度と無く跨いだ際に少しずつズレが生じていた為に、プラウドでのコースアウトが続出。
オープン、ジュニア共に決勝に残れた選手は僅かに2名。
チャンピオンズでも3名しか残れないという、参加者3890名にも関わらずサバイバルなレースとなったのでした。

←決勝戦の様子。
やはり開幕戦ということもあってか、多くのメディアによる撮影が行われていました。

…去年のような、コース上にポーチを置くような事態が無いことを願っている次第;

問題の、Bコースのプラウドマウンテン周辺(レース後、コース解体中に撮影)
ストレートが右側に寄っていて、プラウドが左側に寄り
さらに、アイガー同士の継ぎ目が最内レーン(写真でいう白側のレーン)の左側のみ出ている状態だった為に

最内を走っていたマシンは
ストレートで右側に寄せられる

プラウド上りで左側へ寄りながら上る

ジャンプする直前にコースの左側の継ぎ目に当たる

右側に弾かれるように飛ぶ

運が良ければ最内レーンに収まるが、殆どがコース外へ吹っ飛んでCO

というケースが、主に準決勝以降で多発。
真っ直ぐに飛びさえすれば対策は容易ですが、コースの継ぎ目が悪さをして予期せぬ挙動になってしまうという難しさ。
今後のジャパンカップでも問題になりそうです。

表彰式も終えてレース後は、恒例となりつつある「Keep on running!」の掛け声と共にレース終了。
この頃にはすっかり参加者も減って、200人程度になっていましたが…

ともあれ雨の中、本当にお疲れ様でした。

 感想
 昨年は全く良い所無く終わってしまったジャパンカップ。今年こそはと2年振りに開幕戦からの参戦でしたが、ひとまず1次予選を突破出来たのは良かったです。
 本当は最初のうちに、行けるところまで行きたかったですが。
 まだ開幕戦ということで、最終戦までにはマシンの形をモノにして、せめて優勝決定戦には上り詰めたいところです。
 それと今回、コースマーシャルの不手際が多く、特にプラウド直後に控えていたマーシャルが、マシンを回収している時にタイミング悪く後続のマシンが追突する事態が多かったそうですが、そういうミスについては次のレースが始まる前までにスターターの方に意義申請を行えば、嘘でもつかない限りは認められますので、あまりコースマーシャルに対して非難するのは止めましょう。

 貴方は1000台ものマシンを相手に、長い時間雨降る中コースマーシャル出来ますか?

 余談ですが、会場にある100円ショップで販売されている富士通の100円アルカリ。
 自分が昼に行った時には既にラス1となっていた模様。

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